|
思春期になると、男女ともに男性ホルモンが増えてきます。この男性ホルモンが引き金となって、つくられる皮脂の量も増えてきます。すると毛穴では、たまった皮脂を栄養にしてアクネ桿菌が増えてきます。この菌が皮脂を脂肪酸とグリセリンに変えていきます。この脂肪酸の刺激により、毛穴表面の角質層が厚くなって毛穴を塞ぐため、ますます皮脂は毛穴に詰ってしまいます。顔、上胸部、背中などには特に大きな皮脂腺があるので、ニキビが出来やすいのです。
また年齢的な傾向でいうと、10代のニキビの原因は過剰な皮脂の分泌で毛穴が詰まり、ニキビ原因菌のアクネ菌が繁殖し起こります。対策とすれば洗顔して過剰な皮脂を取り除けばよかったのですが、20代以降の大人になってからできるニキビは、いろいろな要因が絡んで出来てしまいます。洗顔だけでなく、基礎化粧品、メイク関係、生活環境(睡眠、ストレス)などを見直して総合的にスキンケアを考えることが大切です。
|
 |
● 皮脂の過剰分泌
● ストレス・生活環境の変化
● 睡眠不足や便秘
● 生理などのホルモンの関係
● 飲酒、脂っぽいものや甘い物又は辛い物など刺激の多い食事。
● 化粧品・ヘアケア製品の使用。
● 角質層のバリア機能の低下。
1. 正常な状態
皮脂を作る皮脂腺はスムーズに毛穴から皮脂を出し、肌に天然の保護膜である皮脂膜を形成しています。
2.ニキビのできはじめ
あまり過剰に皮脂が分泌されると酸化され硬くなった皮脂が毛穴を詰まらせたり、表面の角質層で毛穴がふさがれたりして、皮脂が毛穴につまってしまいます。毛穴の出口がふさがっているのに、皮脂がどんどん分泌されると、毛穴の中に皮脂と角質の混じりあった塊ができます。それを面皰(コメド)といいます。
○開放面皰(黒ニキビ)
毛穴が開いていて、コメドの先端が黒くなっている状態です。
○閉鎖面皰(白ニキビ)
毛穴はふくらんでいますが、表面が閉じていて炎症はなく全体が黄白色に見えます。
中に皮脂が溜まっています。乾燥肌の方に見られます。
※正常肌の方へ
私はニキビが出来ないから… 油断はいけません。
毛穴には常在菌として、ニキビ原因菌(アクネ桿菌)が潜んでいます。ですから、正常な肌でも、ニキビができる可能性があるのです。ちょっとしたことがきっかけで、ニキビが出来てしまいます。大人になってからできるニキビは、いろいろな要因が絡んでいます。
洗顔だけでなく、基礎化粧品、メイク関係、生活環境(睡眠、ストレス)などを見直して総合的にスキンケアを考えることが大切です。
○丘疹・膿疱
アクネ桿菌や表皮ブドウ球菌などの細菌が毛穴内で繁殖し炎症を起します。(赤ニキビ)皮膚の中で菌が活動開始すると、炎症を起こす物質が作られます。赤く腫れ上がり、炎症が更にひどくなると毛穴の壁が破れて大きくなり、膿が溜まって膨れてしまいます。
ニキビの芯が白くなるのは、細菌を撃退するために白血球やリンパ球が細菌を攻撃する際に白血球内に脂肪が産生するためです。
アクネ菌は酵素リパーゼを産生し、皮脂を分解、遊離脂肪酸とグリセリンに変えてしまいます。この時に出来た遊離脂肪酸は皮膚刺激になります。また、アクネ菌はヒアルロニダーゼという酵素も産生し、毛包管上皮細胞の間に作用して炎症を起こします。
○日々の生活でニキビ予防
ニキビが出来やすい人は皮脂腺の働きが活発で、より沢山の皮脂を作りやすい体質を持っています。
あなたの家族の中でニキビに悩んだ人がいれば、あなたも同じようにニキビになりやすいという体質を受け継いでいるかもしれません。こういった遺伝的な要因があるのも確かですが、体質を変えるわけにはいきませんから、日々の生活の中から出来るだけニキビの要因になるものを排除していくことを心がけてください。特に女性は月経前の2週間は女性ホルモンのバランスの関係で皮脂量が増えて、ニキビが出来やすくなっています。日常生活でのニキビ予防を怠らないようにしてください。。
なかなかニキビが良くならなくってお悩みの方。日々の生活の中に、潜んでいるニキビの原因を再度チェックして見ましょう。そして、日々の生活からスキンケアを見直してみましょう。
|
|
|